LaTeX(MathJax)の使い方
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2024-02-212023-03-11
基本
数式を使用するには「数式を使用」にチェックを入れます。
一般的にはMathJaxのライブラリを読み込みます
https://cdn.jsdelivr.net/npm/mathjax@3/es5/tex-mml-chtml.js?config=TeX-AMS-MML_HTMLorMML
数式を書くには以下のいずれかの記号で式を挟みます。
- \( と \) の間 (インライン)
- \[ と \] の間 (ブロック)
上付き文字(n乗)
^をつけると後ろの文字が上付きになります。
x^2=\( x^2 \)
複数書きたい場合は{}でくくるとその部分がまとめて小さくなります。
x^{ab}=\( x^{ab} \)
下付き文字
_をつけると後ろの文字が下付きになります。
X_a=\( X_a \)
同じように{}でくくるとその部分がまとめて小さくなります。
X_{ab}=\( X_{ab} \)
分数
\frac{分子}{分母}で分数を表現することができます。
\frac{1}{3}=\( \frac{1}{3} \)
サイズを変える
この3分の1小さすぎないと思ったときは、サイズを変えたい部分を{}でくくり、前に\large、\Large、\LARGE、\huge、\small、\tinyなどのキーワードを加えることで大きさを変えることができます。
\tiny{\frac{1}{3}}=\(\tiny{\frac{1}{3}}\)
\small{\frac{1}{3}}=\(\small{\frac{1}{3}}\)
\large{\frac{1}{3}}=\(\large{\frac{1}{3}}\)
\Large{\frac{1}{3}}=\(\Large{\frac{1}{3}}\)
\LARGE{\frac{1}{3}}=\(\LARGE{\frac{1}{3}}\)
\huge{\frac{1}{3}}=\(\huge{\frac{1}{3}}\)
ルート
\sqrt{}で表現することができます。
\sqrt{4}=\(\sqrt{4}\)
\sqrt[3]{}とすることで立方根も表すことができます。
\sqrt[3]{27}=\(\sqrt[3]{27}\)
パーセントの入力
%を普通に入力すると別の意味にとられるので\をつけて\%とします。
\(200\%\)
積分
インテグラルは\intで表すことができます。
\int_0^ry^2\=\(\int_0^ry^2\)
微分
極限は\lim_{始まり \to 終わり}で、dy/dxは分数で、ダッシュはそのまま「'」で表現できます。
\lim_{x \to \infty} f(x)=\( \lim_{x \to \infty} f(x) \)
\frac{dy}{dx}=\( \frac{dy}{dx}\)
y'=2x+1=\( y'=2x+1\)
総和
\sum_{下限}^{上限}で表現することができます。
\sum_{1}^{30}=\( \sum_{1}^{30}\)
総乗
\prod_{下限}^{上限}で表現することができます。
\prod_{1}^{30}=\( \prod_{1}^{30}\)
サイン・コサイン・タンジェント
\sin x=\( \sin x\)
\cos x=\( \cos x\)
\tan x=\( \tan x\)
波かっこを使う
エスケープが必要なので \{ \}とします。
\{ \}=\( \{ \}\)
カッコを大きくする
\big,\Big、\bigg、\Biggなどを前につけます。
\Big\{ \Big\}=\( \Big\{ \Big\} \)
ギリシャ文字
アルファ=\alpha=\( \alpha\)
ベータ=\beta=\( \beta\)
シータ=\theta=\( \theta \)
イプシロン=\epsilon=\( \epsilon \)
ラムダ=\lambda=\( \lambda \)
等号・不等号など
イコールや大なり小なりは普通に=,>,<,を使います。
等しくない=\neq=\( \neq \)
合同・恒等= \equiv=\( \equiv \)
合同・恒等でない= ot\equiv=\( ot\equiv \)
ほぼ等しい= \fallingdotseq=\( \fallingdotseq \)
大なりイコール(一本線)= \geq=\( \geq \)
大なりイコール(二本線)= \geqq=\( \geqq \)
小なりイコール(一本線)= \leq=\( \leq \)
小なりイコール(二本線)= \leqq=\( \leqq \)
log
\log_{10}=\( \ \log_{10} \)
行列
\\begin{pmatrix}と\\end{pmatrix}の間に、同じ行の要素は&で区切り、改行は\\で表して記述します。
\\begin{pmatrix}1&2&3 \\ 1&4&6 \\ 2&5&8 \\end{pmatrix}
\begin{pmatrix}1&2&3 \\ 1&4&6 \\ 2&5&8 \end{pmatrix}場合分け
\\begin{cases}x = 3 \\ y= 9x \\end{cases}
\begin{cases}x = 3 \\ y= 9x \end{cases}文字の上に点を打つ
\dot{a}=\( \dot{a} \)
上に文字を乗せる
\oversetや\stackrelを使う。\undersetで下側に配置することも可能\overset{①}{x+2}=\(\overset{①}{x+2}\)
Mondderの使い方
https://ja.mondder.com