土地家屋調査士試験過去問 令和元年度 午前の部
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問題文正答率:50.00%
第1問
次の〔図〕のとおり,平坦な土地に A 点,B 点及び C 点を一直線上に設けて,各点においてトータルステーションの器械高及び反射鏡高を同一にして AB 間,BC 間及びAC 間の距離をそれぞれ測定したところ,次の〔表〕のとおりの結果を得た。その結果から,器械定数と反射鏡定数を用いて補正した後の AC 間の距離として最も近いものは,後記 1 から 5 までのうち,どれか。
ただし,測定距離は気象補正済みとし,測定誤差はないものとする。
〔図〕
〔表〕
測定区間 | 測定距離(m) |
A~B | 297.51 |
B~C | 298.06 |
A~C | 595.55 |
選択肢
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第2問
基準点測量において,トータルステーションを用いて水平角の観測を行い,次の〔表〕のとおりの結果を得た。この場合において,A 方向と B 方向の間の水平角の最確値及びその標準偏差として最も近いものの組合せとして正しいものは,後記 1 から 5 までのうち,どれか。
〔表〕
目盛 | 望遠鏡 | 視準点 | 番号 | 観測角 |
0° | r | A | 1 | 0°0′6” |
B | 2 | 165°12′39” | ||
ℓ | 2 | 345°12′18” | ||
1 | 179°59′59” | |||
90° | ℓ | 1 | 269°59′57” | |
2 | 75°12′22” | |||
r | 2 | 255°12′36” | ||
1 | 90°0′1” |
選択肢
解説・コメント
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第3問
GNSS 測量に関する次のアからオまでの記述のうち,正しいものの組合せは,後記1 から 5 までのうち,どれか。
- 既知点と新点との間を見通すことができない場合には,スタティック法により基線ベクトルを求めることはできない。
- スタティック法により観測を行う場合には,設置する全ての GNSS アンテナの高さを統一しなくともよい。
- GNSS 衛星の配置が片寄っている時間帯に観測する場合であっても,電波を受信することができる状態であれば,観測精度は低下しない。
- GNSS 測量を行う場合において,GNSS アンテナの上空に障害物があるときは,観測精度が低下することがある。
- 霧や弱い雨の場合には,観測精度が低下するため,観測を避けなければならない。
選択肢
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第4問
次の〔図〕における A 点及び C 点の座標値は,次の〔表〕のとおりであり,A 点から B 点への方向角は,117°54′3” である。また,P 点は,A 点と B 点を結んだ直線上でA 点から B 点の方向に 8.00 m 移動した点である。この場合において,C 点と P 点を結んだ直線上で C 点から 2 対 1 に内分する Q 点を求めたときに,Q 点の座標値として最も近いものは,後記 1 から 5 までのうち,どれか。
なお,北は,X 軸正方向に一致するものとする。
〔図〕
〔表〕
点名 | X座標(m) | Y座標(m) |
A | 253.40 | 300.30 |
C | 231.50 | 259.60 |
選択肢
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第5問
次の〔図〕のとおり,既知点 A(以下「A 点」という。)から新点 B(以下「B 点」という。)の標高を求めるため,A 点から B 点に対して鉛直角観測を行い,次の〔観測結果〕のとおりの結果を得た。この場合に,B 点の標高として最も近いものは,後記 1 から 5 までのうち,どれか。ただし,A 点の標高は 150.00 m とし,a を A 点から B 点の高低角,D を 点 AB 間の斜距離,iA を A 点の器械高,f B を B 点の目標高,両差を 0.10 m とする。
なお,D の観測結果は,気象補正,器械定数補正及び反射鏡定数補正が行われているものとする。また,ジオイドの起伏は考えないものとする。
〔図〕
〔観測結果〕
α | -3°43′35” |
D | 1220.00m |
iA | 1.50m |
fB | 1.45m |
選択肢
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第6問
航空機に搭載されたカメラで地上を撮影した空中写真を用いて行う写真測量に関する次のアからオまでの記述のうち,正しいものの組合せは,後記 1 から 5 までのうち,どれか。
- 空中写真の判読に当たり,撮影された季節を判読の要素として用いることはできない。
- 高塔や高層ビルなどの高さのある鉛直に立つ地物は,鉛直写真上では撮影した航空機の進行方向に倒れたように写る。
- 空中写真の判読に当たり,写真上の陰影を判読の要素として用いることはできない。
- 空中写真の判読に当たり,鉄道と一般道路を区別する判読の要素として,カーブの形状を用いることができる。
- 等高度の異なる 2 点から重複して撮影された一対の空中写真を実体視することにより,地形や地物を立体的に見ることができる。
選択肢
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第7問
次の〔図〕の道路について,既知点 A(以下「A 点」という。)と既知点 B(以下「B 点」という。)の座標値は次の〔表〕のとおりであり,A 点に器械を据えて,B 点を零方向とし, C 点を測定したところ,次の〔観測結果〕のとおりの結果を得た。この道路の幅員距離及び三角形 ABC の面積として最も近いものの組合せとして正しいものは,後記 1 から5 までのうち,どれか。
なお, 2 本の道路境界線は平行であり,A 点,B 点及び C 点は道路境界線上にあるものとする。
〔図〕
〔表〕
点名 | X座標(m) | Y座標(m) |
A | 20.40 | 72.20 |
B | 33.55 | 59.05 |
〔観測結果〕
∠BAC | 39°8′44” |
AC | 14.70m |
選択肢
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第8問
次の〔図〕の既知点 A と既知点 B の座標値は,次の〔表〕のとおりであり,任意点 C(以下「C 点」という。)から観測を行ったところ,次の〔観測結果〕のとおりの結果を得た。この場合における C 点の座標値として最も近いものは,後記 1 から 5 までのうち,どれか。
〔図〕
〔表〕
点名 | X座標(m) | Y座標(m) |
A | 500.00 | 450.00 |
B | 479.11 | 452.19 |
〔観測結果〕
器械点 | 視準点 | 水平角 | 距離(m) |
---|---|---|---|
C | A | 0°0′0” | 19.00 |
B | 55°0′0” | 25.00 |
選択肢
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第9問
ユニバーサル横メルカトル図法(以下「UTM 図法」という。)に関する次のアからオまでの記述のうち,誤っているものの組合せは,後記 1 から 5 までのうち,どれか。
- UTM 図法は,地球上の面積とそれに対応する地図上の面積とを同じ比率で表現する図法である。
- UTM 図法は,地球に円錐をかぶせ,円錐面に地球表面を投影した後,切り開いて平面にする図法である。
- UTM 図法の原点の縮尺係数は,0.9996 である。
- UTM 図法の原点は,赤道上に存在する。
- UTM 図法により作成された地図の図郭は,不等辺四辺形となる。
選択肢
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第10問
次の〔図〕は,国土地理院刊行の電子地形図25000と同様の作成方法に基づき作成された地図(縮尺を変更)であり,〔図〕内に示す高校及び電子基準点の経緯度は,次の〔表〕のとおりである。この〔図〕から読み取ることができる経緯度に関する後記1から5までの記述のうち,最も適切なものは,どれか。
〔図〕
〔表〕
高校 | 東経140°36′14” | 北緯36°8′7” |
---|---|---|
電子基準点 | 東経140°36′46” | 北緯36°8′32.6” |
選択肢
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