土地家屋調査士試験過去問 令和3年度 午前の部
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問題文正答率:50.00%
第1問
トータルステーション(以下「TS」という。)による水平角観測において生じる誤差に関する次のアからオまでの記述のうち,正しいものの組合せは,後記1から5までのうち,どれか。
- TSの水平軸と鉛直軸が直交していないために生じる誤差は,いかなる方法によっても消去することができない。
- TSの視準軸が回転軸の中心からずれているために生じる誤差は,望遠鏡の対回観測によって消去することができる。
- TSの視準軸と望遠鏡の視準線が一致していないために生じる誤差は,水平を0度としたときの高度角が大きくなるほど小さくなる。
- TSの鉛直軸と鉛直線の方向が一致していないために生じる誤差は,いかなる方法によっても消去することができない。
- 三脚の緩みや地盤の不安定によって生じる誤差は,望遠鏡の対回観測によって減少させることができる。
選択肢
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第2問
次の〔図〕は,A点における平面直角座標系(平成14年国土交通省告示第9号)の北方向でX軸に平行な方向(〔図〕の座標の北方向),真北方向,磁北方向及びB点に対する方向(以下これらを合わせて「各方向」という。)を示したものであり,次の〔計算結果〕は,A点においてB点に対する角観測を行った結果に基づく計算結果である。この場合において,各方向から作られる角に関する次のアからオまでの記述のうち,正しいものの組合せは,後記1から5までのうち,どれか。
〔図〕
〔計算結果〕
α1 | 192° 36′ 24” |
α2 | 192° 43′ 24” |
α3 | 200° 06′ 24” |
- B点からA点に対する磁方位角は200° 06′ 24”である。
- A点からB点に対する方位角は192° 43′ 24”である。
- A点における真北方向角は0° 07′ 00”である。
- A点における偏角は-7° 23′ 00”である。
- B点からA点に対する方向角は12° 43′ 24”である。
選択肢
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第3問
50mのナイロン製の巻尺を用いて,次の〔図〕の各点を結んだ直線を,A区間,B区間,C区間及びD区間に分けた上でそれぞれの区間の直線距離を測定した。1回の測距ごとに次の〔表〕のとおりの標準偏差があったときに,それぞれの誤差が伝搬した結果,全長の測定値の標準偏差の値として最も近いものは,後記1から5までのうち,どれか。
ただし,1観測当たりの標準偏差は距離に比例配分するものとし,この標準偏差以外の要因は考慮しないものとする。
〔図〕
〔表〕
区間名 | 50m当たりの標準偏差 |
---|---|
A | 3 cm |
B | 7 cm |
C | 5 cm |
D | 10 cm |
選択肢
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第4問
次の〔図〕のとおり,路線番号①から⑤までの路線について水準測量を行い,次の〔表〕のとおりの結果を得た。この水準測量の環閉合差の許容範囲(制限)を5mm\( \sqrt{S} \) (Sは観測距離でkm単位)とするとき,再測すべき路線として最も適当なものは,後記1から5までのうち,どれか。
ただし,観測高低差は,次の〔図〕の矢印の方向に観測した値である。
〔図〕
〔表〕
路線番号 | 観測高低差(m) | 観測距離(m) |
---|---|---|
① | +1.964 | 2340 |
② | -1.972 | 2510 |
③ | +0.695 | 1950 |
④ | +1.235 | 2390 |
⑤ | -1.264 | 2870 |
選択肢
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第5問
トータルステーションを用いた縮尺1/1000の地形図作成において,標高2127mの位置から,ある道路上のA点の観測を行ったところ,高低角が29°,斜距離が20mとの観測結果が得られた。その後,A点にトータルステーションを設置し,A点と同じ道路上にあるB点を観測したところ,B点の標高が2233m,A点からB点までの水平距離が92mとの観測結果が得られた。この場合において,A点とB点との間を結ぶ直線と,これを横断する標高2200m地点の等高線との交点をC点としたとき,B点からC点までの地形図上の長さとして最も近いものは,後記1から5までのうち,どれか。
選択肢
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第6問
無人航空機(以下「UAV」という。)を使用する測量に関する次のアからオまでの記述のうち,正しいものの組合せは,後記1から5までのうち,どれか。
- 地表150m未満の高さの空域でUAVを飛行させる場合であっても,国土交通大臣による許可を要することがある。
- UAVにより撮影された空中写真を用いて三次元点群データを作成する場合には,実際にUAVにより連続で撮影された隣接空中写真相互の重複が必要である。
- UAVを使用した測量に必要となる対空標識を公道上に設置する場合には,管理者の許可を得る必要はない。
- UAVによる空中写真を用いる測量であれば,植生に覆われている地表面であっても,その地表面の三次元点群データが作成できる。
- 検証点とは,UAVを使用した空中三角測量に必要となる水平位置及び標高の基準となる点をいう。
選択肢
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第7問
次の〔図〕のとおり,A点,B点,C点,D点及びA点の各点を順次直線で結んだ敷地があり,C点,D点及びE点の座標値は次の〔表〕のとおりである。C点とD点を結んだ直線に接する道路(以下「本件道路」という。)について,D点及びE点の中間点とC点及びF点の中間点を結んだ線(次の〔図〕の一点鎖線)から北側に3m平行移動した線を道路拡幅線(次の〔図〕の破線)とする本件道路の拡幅工事をする場合におけるC点とD点を結んだ直線と道路拡幅線との間の幅員距離として最も近いものは,後記1から5までのうち,どれか。
なお,2本の本件道路の境界線は平行であり,C点,D点,E点及びF点は本件道路の境界線上にあるものとする。
〔図〕
〔表〕
点名 | X座標(m) | Y座標(m) |
---|---|---|
C | 503.27 | 517.04 |
D | 502.07 | 494.05 |
E | 500.15 | 492.15 |
選択肢
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第8問
次の〔見取図〕に示されているA,B,C,D及びAの各点を順次直線で結んだ範囲の土地を測量したところ,次の〔表〕のとおりの結果を得た。C点とD点を結ぶ直線上のE点とA点を結んだ直線により前記土地を(イ)部分と(ロ)部分に分割する場合において,(イ)部分の面積が100.20㎡となるようにE点を設定したとき,E点の座標値として最も近いものは,後記1から5までのうち,どれか。
〔見取図〕
〔表〕
点名 | X座標(m) | Y座標(m) |
---|---|---|
A | 535.51 | 512.46 |
B | 535.51 | 517.70 |
C | 515.15 | 517.70 |
D | 532.90 | 499.95 |
選択肢
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第9問
次の〔図〕及び〔座標値一覧表〕のA点及びB点の座標値を変換した結果,次の〔表]のとおりの結果を得た。この場合に,次の〔図〕及び〔座標値一覧表〕のC点の座標値を変換した結果として最も近い座標値は,後記1から5までのうち,どれか。
ただし,A点はA’点,B点はB’点にそれぞれ対応している。
〔図〕
〔座標値一覧表〕
点名 | X座標(m) | Y座標(m) |
---|---|---|
A | 100.00 | 100.00 |
B | 61.11 | 138.89 |
C | 76.95 | 173.65 |
〔表〕
点名 | X座標(m) | Y座標(m) |
---|---|---|
A' | -50.00 | -50.00 |
B' | -40.46 | 4.16 |
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第10問
次の〔判読ポイント〕のアからカまでの内容は,空中写真に写された地上の情報から次の〔対象群〕のAからIまでに示された対象(地図記号が付されているものはそれが表している対象)を判読するための手がかりを記載したものである。〔判読ポイント〕の記載内容が〔対象群〕に示された対象を判読するための手がかりとなるものの組合せとして最も適切なものは,後記1から5までのうち,どれか。
なお,判読に使用する空中写真は夏季に撮影したものとする。
〔判読ポイント〕
ア | 階調が明るい,楕円状の樹幹,樹幹表面の凹凸,明緑色 |
イ | 土地の形状(扇状地や耕地など),規則正しい配列の樹冠,濃緑色 |
ウ | 地形と道路・鉄道・河川などの位置関係,影 |
エ | 耕地一面ごとの異なる階調,あぜがない |
オ | 緩いカーブ,直線の長さ,淡い褐色 |
カ | 区画整理された形状,ほぼ定まった形状の密集,カラフルな色の屋根 |
〔対象群〕
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