土地家屋調査士試験過去問 令和4年度 午前の部
オプション
問題文正答率:50.00%
第1問
GNSS測量に関する次のアからオまでの記述のうち、誤っているものの組合せは、後記1から5までのうち、どれか。
- GNSS測量により、楕円体高を直接求めることができる。
- GNSS測量機を用いた基準点測量では、アンテナ高が必要である。
- GNSS衛星からの電波が遮られたために観測データが欠落し、位相記録が不連続となる現象をマルチパスという。
- 基線解析を行う観測点間の距離が長い場合における電離層の影響により生ずる誤差は、2周波の電波の観測により軽減することができる。
- 基線解析を行うに当たっては、GNSS衛星の軌道情報を要しない。
選択肢
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第2問
誤差に関する次のアからオまでの記述のうち、誤っているものの組合せは、後記1から5までのうち、どれか。
- 鋼巻尺を温度変化により縮んだまま使用して測定したために生ずる誤差は、不定誤差である。
- 巻尺を使用して1目盛以下を目測するときの測定者の読定の偏りにより生ずる個人誤差は、定誤差である。
- 光波測距儀を使用して観測した距離の測定値は、気温が高くなると短くなる。
- 測定回数が十分に多い場合には、小さい誤差は、大きい誤差よりも多く発生する。
- 測定値に大きな定誤差が含まれている場合には、最小二乗法を適用することにより、最確値を求めることができる。
選択肢
解説・コメント
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第3問
次の〔図〕のとおり、トランシットの望遠鏡内にあるスタジア線を用いて直立するホテルの距離観測を行った。鉛直角(V)を66° 3′ 10″としてホテルの14階の角の点(A点)を視準したとき、上スタジア線に14階の窓の上端が、下スタジア線に14階の窓の下端がそれぞれ重なった。この窓の高さが1.00mであるとき、A点の垂直下でホテルと地表面が接する点(B点)と器械点との水平距離(HS)の値として最も近いものは、後記1から5までのうち、どれか。
ただし、望遠鏡内の上スタジア線と下スタジア線の間の距離の100倍が、器械点から視準したA点までの距離である。
〔図〕
選択肢
解説・コメント
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第4問
既知点Aから出発し、既知点Bに結合する多角測量を行ったところ、次の〔観測結果〕のとおりの結果を得た。この場合において、閉合差をコンパス法則により補正量を算出して配分したときの測点4の合緯距(X座標)及び合経距(Y座標)の値として最も近いものは、後記1から5までのうち、どれか。
ただし、水平角の観測と平面距離の測定のそれぞれの精度及び閉合比は許容範囲内にあるものとする。
〔観測結果〕
選択肢
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第5問
次の〔図〕のとおり、既知点T1、T2及びT4を使用し、甲土地の境界点であるA点の測量を行った。既知点T2の座標値は、次の〔表1〕のとおりであり、観測結果は、次の〔表2〕のとおりである。この場合において、A点の座標値として最も近いものは、後記1から5までのうち、どれか。
ただし、既知点T2から既知点T1への方向角は、325° 30′ 50″である。また、閉合差の制限は考慮しないものとする。
〔図〕
〔表1〕
点名 | X座標(m) | Y座標(m) |
---|---|---|
T2 | 150.50 | 225.20 |
〔表2〕
水平角 | |
---|---|
β1 | 94° 29′ 10″ |
β2 | 244° 20′ 50″ |
β3 | 276° 39′ 10″ |
距離(m) | |
---|---|
T2→P | 65.40 |
P→A | 40.65 |
選択肢
解説・コメント
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第6問
基準点測量において、既知点Aから既知点Bへの視通を確保することができなかったため、既知点AをC点に偏心して観測を行い、次の〔表〕のとおりの結果を得た。この場合におけるC点と既知点Aを結んだ直線とC点と既知点Bを結んだ直線の時計回りの夾角(∠ACB)の値として最も近いものは、後記1から5までのうち、どれか。
〔表〕
既知点Aから既知点Bまでの水平距離 | 44.32m |
C点から既知点Bまでの水平距離 | 44.67m |
偏心距離 | 3.23m |
既知点Aから既知点Bへの方向角 | 334°26′ |
既知点Aの位置関係 | C点より西側 |
選択肢
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第7問
次の〔図〕のとおり、A、B、C、F、E及びAの各点を順次直線で結んだ範囲の甲土地とC、D、E、F及びCの各点を順次直線で結んだ範囲の乙土地があり、次の〔表〕は甲土地と乙土地を測量した成果である。A点とE点を結んだ直線上にX点を設置してC点とX点を結んだ直線により新たに甲′土地(A、B、C、X及びAの各点を順次直線で結んだ範囲の土地)と乙′土地(C、D、E、X及びCの各点を順次直線で結んだ範囲の土地)の区画に変更し、甲土地と甲′土地、乙土地と乙′土地の各面積がそれぞれ等しいものとする場合におけるE点とX点の水平距離として最も近いものは、後記1から5までのうち、どれか。
〔図〕
〔表〕
観測対象 | 角度又は水平距離 |
---|---|
∠CFE | 100° |
∠AEF | 30° |
EF | 20.00m |
CF | 7.50m |
選択肢
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第8問
次の〔図〕に対応する特定の平面直角座標系(平成14年国土交通省告示第9号)のA点、B点及びC点の各位置において観測を行った結果を平面直角座標に投影した場合における次のアからオまでの記述のうち、誤っているものの組合せは、後記1から5までのうち、どれか。
〔図〕
- A点における観測結果を平面直角座標に投影した平面距離は、球面距離と等しくなる。
- A点は、原点から約90km離れている。
- B点における観測結果を平面直角座標に投影した平面距離は、球面距離より長くなる。
- C点における観測結果を平面直角座標に投影した平面距離は、球面距離より長くなる。
- 原点におけるX軸の正方向は、真北方向と一致しない。
選択肢
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第9問
次の〔図〕のとおり、A、B、C、D及びAの各点を順次直線で結んだ範囲の敷地があり、A点からD点までの座標値は次の〔表〕のとおりである。A点とD点を結んだ直線(以下「AD線」という。)に直交し、かつ、C点と交わる直線をR線とし、これをA点側に4m平行移動したL線とAD線との交点をP点とした場合におけるA点からP点までの距離として最も近いものは、後記1から5までのうち、どれか。
〔図〕
〔表〕
点名 | X座標(m) | Y座標(m) |
---|---|---|
A | 10.00 | 20.00 |
B | 5.00 | 5.00 |
C | -16.50 | 20.00 |
D | -16.50 | 35.30 |
選択肢
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第10問
次の〔図〕のとおり、A、B、C、D及びAの各点を順次直線で結んだ範囲の敷地(以下「甲区画」という。)と、これに隣接するA、D、P及びAの各点を順次直線で結んだ範囲の敷地(以下「乙区画」という。)があり、甲区画の各点の座標値は次の〔表〕のとおりである。また、A点とP点を結んだ直線の長さは52.00mであり、D点とP点を結んだ直線の長さは39.00mである。
この場合において、A、B、E、F及びAの各点を順次直線で結んだ範囲の敷地(以下「丙区画」という。)が長方形となり、かつ、丙区画の面積が甲区画の面積と乙区画の面積を合計した値の80%となるようにE点とF点を新たに設定するときのF点のX座標の値として最も近いものは、後記1から5までのうち、どれか。
ただし、E点は、B点とC点を結んだ直線上に設定するものとする。
〔図〕
〔表〕
点名 | X座標(m) | Y座標(m) |
---|---|---|
A | -9.28 | 23.76 |
B | -9.28 | -46.24 |
C | 48.32 | -46.24 |
D | 50.72 | -1.24 |
選択肢
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