薬剤師国家試験 過去問 第104回1日目(3) 一般問題(薬学理論問題)
オプション
問題文正答率:50.00%
一般問題(薬学理論問題)【薬理】
問151 細胞膜受容体を介する情報伝達に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
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問題文正答率:50.00%
問152 アドレナリン受容体遮断薬に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
解説・コメント
2→チモロールの記述である
3→気管支喘息患者には禁忌である
5→カルテオロールの記述である
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問題文正答率:50.00%
問153 全身麻酔薬及び麻酔補助薬に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
解説・コメント
2→γアミノ酪酸のGABA結合部位に作用する
3→小さいほど麻酔作用は強い
5→デクスメデトミジンの記述である
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問題文正答率:50.00%
問154 虚血性心疾患治療薬に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
解説・コメント
1→GCを活性化する
3→選択的アドレナリンβ₁受容体遮断薬である
5→直接刺激ではなく間接的に刺激する
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問題文正答率:50.00%
問155 レニン-アンジオテンシン-アルドステロン系に作用する薬物に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
解説・コメント
3→アリスキレンの記述である
4→レニン分泌は抑制される
5→血中のレニン量は上昇する
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問題文正答率:50.00%
問156 利尿薬の主な作用機序及び作用部位の組合せのうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
解説・コメント
1→トルバプタンの記述である
2→Na⁺/K⁺/2Cl⁻共輸送体を阻害する
3→近位尿細管で作用する
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問題文正答率:50.00%
問157 制吐薬の作用機序に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
解説・コメント
3→ヒスタミンH₁受容体を遮断する
4→ヒスタミンH₁受容体を遮断する
5→5-HT₃受容体を遮断する
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問題文正答率:50.00%
問158 抗C型肝炎ウイルス薬に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
解説・コメント
3→ソホスブビルに関する記述である
4→ジドブジンに関する記述である
5→バロキサビル マルボキシルに関する記述である
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問題文正答率:50.00%
問159 成長ホルモン(GH)関連薬物に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
解説・コメント
1→GHやプロラクチンの分泌を抑制する
3→IGF-1遺伝子組み換え製剤である
5→下垂体のソマトスタチン受容体を刺激することでGHやTSHの産生を抑制する
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問題文正答率:50.00%
問160 脂質異常症治療薬に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
解説・コメント
1→プロブコールの記述である
2→HMG-CoA還元酵素阻害薬である
4→PPARαを活性化する
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問題文正答率:50.00%
問161 血液・造血系に作用する薬物に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
解説・コメント
1→ミリモスチムの記述である
2→ヘム合成の促進により赤芽球の産生を増加させる
3→再生不良性貧血に使用される
https://ja.mondder.com/fq?id=5704🔗
問題文正答率:50.00%
問162 抗真菌薬の作用機序に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
解説・コメント
2→ミカファンギンの記述である
3→テルビナフィンの記述である
5→フルコナゾールの記述である
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問題文正答率:50.00%
一般問題(薬学理論問題) 【薬剤】
問163 薬物の経肺吸収に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
解説・コメント
1→10倍には及ばない
2→期待できる
5→0.5~1μmである
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問題文正答率:50.00%
問164 薬物の脳移行に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。ただし、血漿と脳組織間で薬物分布が平衡状態にあるものとする。
解説・コメント
3→血漿中非結合形濃度よりも脳内非結合形濃度の方が高くなることはない
4→脳内非結合形濃度の非を低下させる
5→レボドパの記述である
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問題文正答率:50.00%
問165 ある薬物のアルブミンに対する結合定数を、平衡透析法を用いて測定した。半透膜で隔てた2つの透析セルの一方に0.6mmol/Lのアルブミン溶液を加え、他方には0.6mmol/Lの薬物溶液を同容積加えた。平衡状態に達したとき、アルブミン溶液中の薬物濃度は0.4mmol/L、他方の薬物濃度は0.2mmol/Lであった。薬物の結合定数K(L/mmol)に最も近い値はどれか。1つ選べ。ただし、アルブミン1分子当たりの薬物の結合部位数を1とし、薬物及びアルブミンは容器や膜に吸着しないものとする。
解説・コメント
https://ja.mondder.com/fq?id=5708🔗
問題文正答率:50.00%
問166 以下に示す薬物代謝反応のうち、第Ⅰ相代謝反応はどれか。2つ選べ。
解説・コメント
1→グルクロン酸抱合が関与する
2→硫酸抱合が関与する
3→アセチル抱合が関与する
https://ja.mondder.com/fq?id=5709🔗
問題文正答率:50.00%
問167 薬物相互作用に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
解説・コメント
2→CYP3A4を誘導する
3→ジゴキシンはカチオン性ではないためOCT2の基質とはならない
5→相互作用の報告はない
https://ja.mondder.com/fq?id=5710🔗
問題文正答率:50.00%
問168 体内動態が線形1-コンパートメントモデルに従う薬物の経口投与に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。なお、ka及びkelは、それぞれ吸収速度定数及び消失速度定数を表し、tは投与後の時間を表す。
解説・コメント
1→最高血中濃度は投与量に比例する
3→血中濃度時間曲線下面積は吸収速度定数とは無関係である
4→C=A・e⁻kel・t-A・e⁻ka・t
https://ja.mondder.com/fq?id=5711🔗
問題文正答率:50.00%
問169 ある薬物60mgをヒトに静脈内投与した後の血中濃度時間曲線下面積(AUC)が2.0mg・hr/Lであった。この薬物の肝クリアランスが2/3に低下したとき、経口投与後のAUCは、肝クリアランス低下前の経口投与後のAUCに対して何倍になるか。最も近い値を1つ選べ。ただし、この薬物の体内動態は、線形1-コンパートメントモデルに従い、肝代謝のみで消失し、消化管から100%吸収されるものとする。また、肝血流速度は80L/hrとする。
解説・コメント
https://ja.mondder.com/fq?id=5712🔗
問題文正答率:50.00%
問170 25℃において固相が十分に存在する条件下、pHと弱電解質Aの分子形とイオン形の溶解平衡時の濃度の関係を図に表した。以下の記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。ただし、弱電解質Aの分子形とイオン形の溶解平衡時の濃度比はHenderson-Hasselbalchの式に従い、弱電解質Aの溶解やpH調整に伴う容積変化は無視できるものとする。必要ならば、log2=0.30、log3=0.48、101/2=3.2を用いて計算せよ。
解説・コメント
2→pKa=4である
4→pH1.0における溶解度はpH2.0における溶解度とほぼ変わらない
5→全量が溶解するとはいえない
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問題文正答率:50.00%
問171 コロイド分散系の性質に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
解説・コメント
2→電気二重層は薄くなる
3→凝析価は小さくなる
4→Li⁺>Na⁺>K⁺である
https://ja.mondder.com/fq?id=5714🔗
問題文正答率:50.00%
問172 球形粒子から成るある粉体を分級して得られた粉体A及びBの個数基準の粒度分布曲線を図に示した。この図から考えられることとして、適切なのはどれか。2つ選べ。
解説・コメント
1→大きな安息角を示す
2→大きな空隙率を示す
4→大きな比表面積を示す
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問題文正答率:50.00%
問173 ある固体薬物Aに粉砕や再結晶などの処理を行ったところ、下図の粉末X線回折パターンを示す固体a、b、cが得られた。別の方法で再結晶を行ったところ、異なる回折パターンを示す固体dが得られた。次の記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。ただし、粉末X線回折測定に必要な前処理により、薬物Aの化学変化や固体組成の変化は生じないものとする。
解説・コメント
1→外観の相違は判断できない
2→水分量が多いことは判断できない
3→単位格子の大きさは同じである
https://ja.mondder.com/fq?id=5716🔗
問題文正答率:50.00%
問174 ある薬物の静注用の水性注射剤の製造工程を図に示した。本注射剤及びその製造工程に関する記述のうち、正しいのはどれか。1つ選べ。
解説・コメント
1→高圧蒸気法に限定されない
3→容器に対して行われる試験ではない
4→エンドトキシン試験に適合しなければならない
5→表示量よりもやや過剰に採取できる量が容器に充てんされている
https://ja.mondder.com/fq?id=5717🔗
問題文正答率:50.00%
問175 コーティングを施した固形製剤の溶出性を調べたところ、下図の結果が得られた。この薬物溶出を示す製剤として最も適切なのはどれか。1つ選べ。ただし、薬物の溶解度は試験液のpHに依存せず、薬物と添加剤の相互作用はないものとする。
解説・コメント
1→即放性顆粒はpH1.2で溶出がみられる
2→腸溶性基剤はpH1.2 pH6.0では溶出しない
4→即放性基剤はpH1.2で溶出がみられるはずである
5→腸溶性基剤はpH1.2 pH6.0では溶出しない
https://ja.mondder.com/fq?id=5718🔗
問題文正答率:50.00%
問176 容器・包装に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
解説・コメント
2→密閉容器を用いて保存することはできない
4→気密容器である
5→PTPの記述である
https://ja.mondder.com/fq?id=5719🔗
問題文正答率:50.00%
問177 放出制御型製剤に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
解説・コメント
1→レジネート型製剤の特徴である
2→浸透圧を利用して放出させる徐放性製剤である
5→エチレン酢酸ビニル共重合体はリザーバー型製剤の放出制御膜として使用される
https://ja.mondder.com/fq?id=5720🔗
問題文正答率:50.00%
一般問題(薬学理論問題)【病態・薬物治療】
問178 腹痛に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
解説・コメント
1→内蔵痛、体性痛、関連痛に分類される
4→急性虫垂炎の記述である
5→右上腹部痛、発熱、黄疸を認める
https://ja.mondder.com/fq?id=5721🔗
問題文正答率:50.00%
問179 意識障害に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
解説・コメント
3→3段階に分類したものである
4→意識混濁を含むものである
5→昏迷の記述である
https://ja.mondder.com/fq?id=5722🔗
問題文正答率:50.00%
問180 45歳女性。健康診断で肥満、高血圧及び高血糖を指摘され、近医を受診した。高血圧症及び2型糖尿病と診断され、アンジオテンシンⅡ受容体遮断薬とジペプチジルペプチダーゼ-4(DPP-4)阻害薬の投与が開始された。しかし、3ヶ月間服薬しても期待した治療効果が得られなかったため、大学病院に紹介受診となった。診察の結果、丸顔と中心性肥満が認められ、二次性高血圧が疑われた。MRI検査により下垂体の腫瘍と、腹部CT検査により両側副腎の腫大を認めた。本症例の空腹時血液検査データで、高値を示す可能性が高いのはどれか。2つ選べ。
解説・コメント
患者は二次性高血圧であると判断できる
両側副腎の腫大よりクッシング病である
クッシング病はACTHの刺激を受け、コルチゾールが過剰に分泌される
https://ja.mondder.com/fq?id=5723🔗
問題文正答率:50.00%
問181 22歳男性。小児期よりインスリンの皮下注射を毎朝施行していた。就職して不規則な生活が続き、ある朝、倒れているのを発見され病院に搬送された。搬送時所見として、意識不鮮明で、呼びかけに応じなかった。血圧90/60mmHg、呼吸数20/分、脈拍110/分、血糖値720mg/dLであった。尿カテーテルを挿入し、尿検査を実施したところ、尿糖(+++)、タンパク(+)、ケトン体(+++)を認めた。搬送時に動脈血液ガス分析を施行した時のpHの値に最も近いと考えられるのはどれか。1つ選べ。
解説・コメント
1.2→アルカリ性に傾いているため不適切である
3→血液のpHは7.4のため不適切である
5→pH6.0では生存がほぼ困難のため不適切である
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問題文正答率:50.00%
問182 50歳男性。飲酒後から持続的な上腹部痛及び悪心があった。数日間、様子を見ていたが、発熱と軽度の意識障害が起こったため、病院を受診した。腹部CTにより膵臓の腫大が認められた。この患者の病態、検査及び薬物療法に関する記述のうち、適切なのはどれか。2つ選べ。
解説・コメント
2→アミラーゼ、リパーゼの活性が上昇する
3→絶食、絶飲が基本である
5→非麻薬性鎮痛薬のため悪化させることはない
https://ja.mondder.com/fq?id=5725🔗
問題文正答率:50.00%
問183 前立腺肥大症の病態及び治療に関する記述のうち、正しいのはどれか。1つ選べ。
解説・コメント
1→内腺部分が肥大する
2→進展することはない
3→前立腺肥大症と前立腺がんの鑑別診断に必須である
5→禁忌である
https://ja.mondder.com/fq?id=5726🔗
問題文正答率:50.00%
問184 副鼻腔炎の病態及び治療に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
解説・コメント
2→インフルエンザ菌、肺炎球菌が多い
3→3カ月以上続く
5→マクロライド系が使用される
https://ja.mondder.com/fq?id=5727🔗
問題文正答率:50.00%
問185 骨粗しょう症に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
解説・コメント
1→骨軟化症の記述である
2→骨形成マーカーである
5→低カルシウム血症に注意が必要である
https://ja.mondder.com/fq?id=5728🔗
問題文正答率:50.00%
問186 55歳男性。急性骨髄性白血病と診断され、血縁者からの末梢血幹細胞移植を行うこととなった。この患者の治療に関する記述のうち、正しいのはどれか。1つ選べ。
解説・コメント
1→合併症は多い
2→移植前処置である
4→長期的に投与する必要がある
5→事前に放射線照射を行うのは輸血後GVHDを予防する場合
https://ja.mondder.com/fq?id=5729🔗
問題文正答率:50.00%
問187 メタアナリシスに関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
解説・コメント
1→絞り込みをかけることが可能である
2→重み付け平均を使用する
5→エビデンスレベルは最も高い
https://ja.mondder.com/fq?id=5730🔗
問題文正答率:50.00%
問188 73歳男性。数ヶ月前から腹痛を感じていたが、最近になって血便が認められた ため来院し、StageⅢのS状結腸がんと診断された。外来にて、イリノテカン、レボホリナートカルシウム、フルオロウラシルを用いたがん化学療法を行うため、使用する薬物の代謝酵素の活性に変化をきたす遺伝子変異の有無を調べることになった。その遺伝子として、最も適切なのはどれか。1つ選べ。
解説・コメント
https://ja.mondder.com/fq?id=5731🔗
問題文正答率:50.00%
問189 新生児及び小児の薬物治療に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
解説・コメント
3→消化管吸収は低下する
4→小児の方が短くなる
5→アモキシシリンの経口投与である
https://ja.mondder.com/fq?id=5732🔗
問題文正答率:50.00%
一般問題(薬学理論問題)【薬理、病態・薬物治療】
問190−191 19歳女性。高校生の頃から、気がつくと授業中に眠っていることがしばしばあったが、夜間に受験勉強に励んでいることが原因と思っていた。大学に入学後も、授業中に突然眠ってしまったり、夜間に悪夢を見たりした。眠気により食生活が不規則にもなった。心配になり、友人や家族に相談したところ病院受診を勧められた。診察及び検査の結果、ナルコレプシーと診断され、処方1及び2で3ヶ月治療されたが、症状が改善されないため、処方1が処方3に変更となった。
(処方1)
モダフィニル錠100mg 1回2錠(1日2錠)
1日1回 朝食後 14日分
(処方2)
クロミプラミン塩酸塩錠25mg 1回1錠(1日1錠)
1日1回 就寝前 14日分
(処方3)
メチルフェニデート塩酸塩錠10mg 1回2錠(1日4錠)
1日2回 朝昼食後 14日分
問190 本症例に関する病態、検査及び薬物療法に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
問191 前問の処方2及び3の薬物の作用機序として、正しいのはどれか。2つ選べ。
解説・コメント
190
2→アトモキセチンはADHDにのみ適応をもつ
5→行動療法は推奨される
191
クロミプラミンはノルアドレナリンとセロトニンの再取り込みを阻害する
メチルフェニデートはドパミンとノルアドレナリンの再取り込みを阻害する
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問題文正答率:50.00%
問192−193
問192 35歳男性。身長172cm、体重67kg。頭痛と四肢の脱力感があり、血圧が180/110mmHgであったため病院を受診した。血液検査の結果、血清カリウム値は3.0mEq/Lであった。血中の甲状腺ホルモン値、カテコールアミン値、ACTH値には異常を認めず、腹部CT検査にて両側副腎の腫大を認めた。本症例に対する治療薬として適切なのはどれか。2つ選べ。
問193 前問で選択した2つの薬物を長期服用したところ、女性化乳房が出現した。この副作用発現に関わる受容体として正しいのはどれか。2つ選べ。
解説・コメント
192
患者は原発性アルドステロン症だと判断できるため、治療薬にはスピロノラクトンが使用される
また高血圧もあるため、降圧剤のアムロジピンも使用される
193
スピロノラクトンは抗アルドステロン薬のため副作用として女性化乳房をきたす
またテストステロン合成系の酵素阻害によりエストロゲン様活性の上昇により副作用をきたす
https://ja.mondder.com/fq?id=5734🔗
問題文正答率:50.00%
問194−195
問194 10歳男児。高熱、頭痛、咳嗽、喀痰、筋肉痛、関節痛のため、母親とともに来 院した。問診により父親がインフルエンザに罹患していることが分かった。検査の結果、男児もインフルエンザウイルスに感染していた。この男児の診断、治療及び感染蔓延防止に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
問195 インフルエンザウイルス感染症及びその症状の緩和のために用いられる薬物に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
解説・コメント
194
2→診断が確定する前に接種する必要がある
3→ライ症候群を引き起こすことがあるためアセトアミノフェンを使用する
5→原則発症後5日かつ解熱後2日を経過するまで休む必要がある
195
1→A型インフルエンザである
3→非麻薬性の中枢性鎮咳薬である
5→副腎皮質ステロイド薬の記述である
https://ja.mondder.com/fq?id=5735🔗
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解説・コメント
1→ムスカリン性アセチルコリンM₂受容体に関する記述である
2→バソプレシンV₂受容体に関する記述である
4→Nn受容体に関する記述である