薬剤師国家試験 過去問 第106回1日目(2) 一般問題(薬学理論問題)
オプション
問題文正答率:50.00%
一般問題(薬学理論問題)【物理・化学・生物】
問91 日本薬局方において、1mol/L水酸化ナトリウム液の調製及び標定は以下のように規定されている。この調製及び標定に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
調製 水酸化ナトリウム42gを水950mLに溶かし、これに新たに製した水酸化バリウム八水和物飽和溶液を①沈殿がもはや生じなくなるまで滴加し、液をよく混ぜて密栓し、24時間放置した後、上澄液を傾斜するか、又はガラスろ過器(G3又はG4)を用いてろ過し、次の標定を行う。
標定 ア(標準試薬)をデシケーター(減圧、シリカゲル)で約48時間乾燥し、その約1.5gをイに量り、新たに煮沸して冷却した水25mLに溶かし、②調製した水酸化ナトリウム液で滴定し、ファクターを計算する(指示薬法:ブロモチモールブルー試液2滴、又は電位差滴定法)。ただし、指示薬法の滴定の終点は緑色を呈するときとする。
https://ja.mondder.com/fq?id=5963🔗
問題文正答率:50.00%
問92 前問で調製した1mol/L水酸化ナトリウム液を標定した結果、ファクターは、1.025であった。日本薬局方無水クエン酸(C6H8O7:192.12、下図)適量を水50mLに溶かし、この標準液を用いて滴定した結果、滴定量は7.85mLであった(指示薬:フェノールフタレイン試液1滴)。この時、無水クエン酸の量(mg)はいくらか。1つ選べ。
解説・コメント
1㏖/l*1.025*1/1000l*1/3*192.12g/mo*1000=65.641
65.641*7.85≒5.15*10²
https://ja.mondder.com/fq?id=5964🔗
問題文正答率:50.00%
問93 日本薬局方において、ヒドロコルチゾンコハク酸エステル(下図)の確認試験及び純度試験は以下のように規定されている(一部省略)。この確認試験及び純度試験に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
確認試験
(1)本品3mgに硫酸2mLを加えるとき、液は初め帯黄緑色の蛍光を発し、徐々に橙黄色を経て暗赤色に変わる。この液は紫外線を照射するとき、強い淡緑色の蛍光を発する。この液に注意して水10mLを加えるとき、液は黄色から橙黄色に変わり、淡緑色の蛍光を発し、黄褐色綿状の浮遊物を生じる。
(2)略
純度試験
類縁物質 本品25mgをとり、メタノール10mLを正確に加えて溶かし、試料溶液とする。別にヒドロコルチゾン25mgをとり、メタノール10mLを正確に加えて溶かす。この液1mLを正確に量り、メタノールを加えて正確に50mLとし、標準溶液とする。これらの液につき、薄層クロマトグラフィーにより試験を行う。試料溶液及び標準溶液3μLずつを薄層クロマトグラフィー用ア(蛍光剤入り)を用いて調製した薄層板にスポットする。次にクロロホルム/エタノール(99.5)/ギ酸混液(150:10:1)を展開溶媒として約10cm展開した後、薄層板を風乾する。これに紫外線(主波長イnm)を照射するとき、試料溶液から得た主スポット以外のスポットは、標準溶液から得たスポットより濃くない。
解説・コメント
1→純度試験の記述である
4→許容限度は2%以下である
5→254nmである
紫外線照射をするため波長は200~380nmのものを使用する
https://ja.mondder.com/fq?id=5965🔗
問題文正答率:50.00%
問94 日本薬局方において、ヒドロコルチゾンコハク酸エステルの定量法は以下のように規定されている(一部省略)。この定量法に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
定量法 本品及びヒドロコルチゾンコハク酸エステル標準品を乾燥し、その①約50mgずつを精密に量り、それぞれをメタノールに溶かし、正確に50mLとする。この液5mLずつを正確に量り、それぞれに内標準溶液5mLを正確に加えた後、メタノールを加えて50mLとし、試料溶液及び標準溶液とする。試料溶液及び標準溶液10μLにつき、次の条件で液体クロマトグラフィーにより試験を行い、内標準物質のピーク面積に対するヒドロコルチゾンコハク酸エステルのピーク面積の比QT及びQSを求める。
ヒドロコルチゾンコハク酸エステル(C25H34O8)の量(mg)=アMS:ヒドロコルチゾンコハク酸エステル標準品の秤取量(mg)
内標準溶液:パラオキシ安息香酸ブチルのメタノール溶液(1→2500)
試験条件
②検出器:紫外吸光光度計(測定波長:254nm)カラム:内径4mm、長さ30cmのステンレス管に10μmの液体クロマトグラフィー用オクタデシルシリル化シリカゲルを充塡する。
カラム温度:25℃付近の一定温度
③移動相:pH4.0の酢酸・酢酸ナトリウム緩衝液/アセトニトリル混液(3:2)流量:ヒドロコルチゾンコハク酸エステルの保持時間が約5分になるように調整する。
システム適合性
システムの性能:標準溶液10μLにつき、上記の条件で操作するとき、ヒドロコルチゾンコハク酸エステル、内標準物質の順に溶出し、そのイは9以上である。
システムの再現性:略
解説・コメント
1→10%の範囲を示すものである
3→重水素放電管である
タングステンランプは可視吸光光度計である
5→分離度である
1.5以上で完全に分離しているといえる
https://ja.mondder.com/fq?id=5966🔗
問題文正答率:50.00%
問95 アミノ酸は両性化合物であり、その等電点(pI)と電荷はイオン交換クロマトグラフィーや等電点電気泳動における分離挙動を決定する因子となる。下に3つのアミノ酸の構造式とpKa値を示す。これらのアミノ酸の等電点と電荷に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
解説・コメント
2→(9.04+12.48)/2=10.76である
3→1:1の状態で存在するため正電荷をもつ
5→正電荷負電荷に偏りがないため、pH3.22はグルタミン酸の等電点といえる
https://ja.mondder.com/fq?id=5967🔗
問題文正答率:50.00%
問96 血中のグルコースの定量法として、次のような酵素反応を利用した方法がある。この方法では、波長340nmの吸光度からグルコースの濃度を求める。この方法に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
解説・コメント
2→記述は赤外線スペクトラム法であり、電磁波は赤外線である
3→石英製セルが用いられる
5→340nmの吸光度に比例する
https://ja.mondder.com/fq?id=5968🔗
問題文正答率:50.00%
問97 分子量を求める方法に関する次の記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。ただし、気体定数は8.314J・K-1・mol-1とし、水溶液の比重は1と近似できるものとする。
分子量は凝固点降下を利用して知ることができる。例えば、1.0%グルコース(分子量180)水溶液の凝固点降下は、水のモル凝固点降下定数を1.86K・kg・mol-1とすると約アKとなる。一方、1.0%タンパク質(分子量18,000)水溶液の凝固点降下は約イKとなり、測定が難しい。そこで、同じく溶液のウ性質の一つである浸透圧を上記のタンパク質溶液について測定すると、300Kにおいて、約エPaとなり、タンパク質のような大きな分子の分子量も浸透圧から見積もることができる。
解説・コメント
1→ΔTf=1*1.86(K・kg・mol⁻¹)*1/18(㏖・kg⁻¹)
≒0.1K
3→溶液の束一的性質である
5→π=1*1/1800*8.314*300
≒1.3857(J・L⁻¹)
≒1385.7Pa
https://ja.mondder.com/fq?id=5969🔗
問題文正答率:50.00%
問98 生体における化学反応は約37℃で進行するが、化学反応は温度の影響をうけるため熱力学パラメーターの温度依存性を知ることは重要なことである。圧力一定条件下での温度Tと熱力学パラメータ(ΔrG°、ΔrH°、TDrS°)の関係が図のようになる化学反応に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。ただし、ΔrG°、ΔrH°、ΔrS°は、それぞれ標準反応ギブズエネルギー、標準反応エンタルピー、標準反応エントロピーを表す。
解説・コメント
2→大きい
4→エントロピー駆動といえる場合は温度がT₂よりも低温側ではΔrH⁰が負の値の場合である
5→逆反応が進みやすくすることができるため初期濃度に依存する
https://ja.mondder.com/fq?id=5970🔗
問題文正答率:50.00%
問99 呼吸鎖において2つの電子が移動して酸素から水が生成する反応は、次の二つの半反応(1)、(2)を組み合せた酸化還元反応(3)と考えることができる(E°はpH7、25℃における標準電位)。この反応のpH7、25℃における標準起電力Emf°と標準反応ギブズエネルギーΔrG°の値の組合せとして正しいのはどれか。1つ選べ。
ただし、ファラデー定数は1.0×105C・mol-1の近似値を用いることとする。
- 1/2O2+2H++2e-H2O E°=+0.82V (1)
- NAD++H++2e-⇆NADH E°=-0.32V (2)
- 1/2O2+H++NADH→H2O+NAD+ (3)
解説・コメント
標準起電力は0.82-{-0.32}=+1.14
標準反応ギブスエネルギは-2*1.0*10⁵*1.14
=228000(J・㏖⁻¹)
=228(kJ・㏖⁻¹)
https://ja.mondder.com/fq?id=5971🔗
問題文正答率:50.00%
問100 以下の図と文章は、化学吸着における単分子層形成を表すラングミュアの吸着等温式(式1)の誘導についてのものである。文章中のア及びイにあてはまる式の正しい組合せはどれか。1つ選べ。
吸着質の濃度をC、吸着媒の吸着サイトの全数をΓ∞、吸着質が占有している吸着サイトの数をΓとする。上図では、Γ∞=10、Γ=5の場合を示す。吸着媒に対する吸着質の吸着過程の速度定数をk1、脱着過程の速度定数をk-1とし、吸着平衡が成立していれば、吸着速度と脱着速度は等しいから、アの関係が成り立つ。アを変形すると、式1が得られる。ただし、K=イであり、この値は吸着質と吸着媒の親和性を表し、大きいほど親和性が高い。
解説・コメント
吸着媒に対して吸着質の吸着速度は吸着質の濃度と空の吸着サイト数に比例する
吸着速度は吸着質が占有している吸着サイト数に比例する
https://ja.mondder.com/fq?id=5972🔗
問題文正答率:50.00%
問101 以下に示したビタミンの構造に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。なお、㋐の金属カチオンに結合している原子の電荷(形式電荷)は省略されている。
解説・コメント
1→コバルトである
3→ベンゾイミダゾール骨格である
5→立体配置はRである
https://ja.mondder.com/fq?id=5973🔗
問題文正答率:50.00%
問102 酸性の強さを比較したもののうち、正しいのはどれか。2つ選べ。ただし、第一解離のみを比較するものとする。
解説・コメント
1→硫黄原子の方が酸素原子より原子半径が大きいので電子を広く分散させることができる
2→sp²混成軌道の方がsp³混成軌道よりも弱い塩基である
3→Fは電気陰性度が高く電子求引基として働くためより電子を分散化させることができる
https://ja.mondder.com/fq?id=5974🔗
問題文正答率:50.00%
問103 反応1、2に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。ただし、化合物CとFは、それぞれの反応における主生成物とする。
解説・コメント
1→自発的に相互変換できないため平衡関係ではない
3→同一化合物である
4→(2R、3S)-ブタン-2.3-ジオールである
https://ja.mondder.com/fq?id=5975🔗
問題文正答率:50.00%
問104 次の反応と生成物に関する記述のうち、正しいのはどれか。1つ選べ。
解説・コメント
1→イミダゾールの方が塩基性は強い
3→求核試薬として働く
4→電子求引基である
5→グアニンよりも低い塩基性を示す
https://ja.mondder.com/fq?id=5976🔗
問題文正答率:50.00%
問105 次の化合物のうち、カルボキシ基のバイオアイソスター(生物学的等価体)を含むのはどれか。2つ選べ。
解説・コメント
1→イマチニブの構造である
2→フルジアゼパムの構造である
4→サキナビルの構造である
https://ja.mondder.com/fq?id=5977🔗
問題文正答率:50.00%
問106 β酸化による脂肪酸の代謝反応におけるβ-ヒドロキシアシルCoAからβ-ケトアシルCoAへの変換過程を以下に示す。その変換過程について想定される反応機構に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
解説・コメント
3→補酵素はNAD⁺である
4→電子受容体として働く
5→プリン骨格、ピリジン骨格をもつ
https://ja.mondder.com/fq?id=5978🔗
問題文正答率:50.00%
問107 図は、ある化合物の1H-NMR スペクトル(400MHz、CDCl3、基準物質はテトラメチルシラン)を表したものである。この化合物の構造式として正しいのはどれか。1つ選べ。なお、拡大図A、B、Cの拡大率はそれぞれ異なる。また、ウのシグナルは重水を添加することにより消失する。
解説・コメント
ウのシグナルより電気陰性度の大きい原子に結合する水素が存在することがわかる
ベンゼン水素にあたるシグナルの積分比が1.2であるのでベンゼン水素の周囲には水素が1組あることがわかる
エのシグナルより分裂数が3つであるので隣接する水素は2つであることがわかる
オも分裂数が2であるため水素は3つであるため、以上のことより選択肢1が適切である
https://ja.mondder.com/fq?id=5979🔗
問題文正答率:50.00%
問108 写真A~Eに示した生薬に関する記述のうち、正しいのはどれか。1つ選べ。
解説・コメント
1→ショウキョウである 健胃作用があり六君子湯に配合される
3→黄連解毒湯に配合される
4→鎮咳作用があり半夏厚朴湯に配合される
5→キョウニンである 鎮咳作用があり麻黄湯に配合される
https://ja.mondder.com/fq?id=5980🔗
問題文正答率:50.00%
問109 次の構造式で示す化合物Aに関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
解説・コメント
2→放線菌の産生物で得られた23員環構造をもつ
3→E配置である
4→ピぺリジンとテトラヒドロピラン環をもつ
https://ja.mondder.com/fq?id=5981🔗
問題文正答率:50.00%
問110 呼吸器系に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
解説・コメント
1→副交感神経の興奮によって収縮する
3→肺胞の表面張力を低下させる
4→呼吸調節中枢は橋に存在する
https://ja.mondder.com/fq?id=5982🔗
問題文正答率:50.00%
問111 下図はヒトの副交感神経節後線維終末を模式的に表したものである。図中の①~④に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
解説・コメント
1→コリントランスポーターによって取り込まれる
4→電位依存性Na⁺チャネルを介したNa⁺の流入によって開口する
5→真性コリンエステラーゼの方が基質特異性は高い
https://ja.mondder.com/fq?id=5983🔗
問題文正答率:50.00%
問112 真核細胞における転写に関する記述のうち、誤っているのはどれか。1つ選べ。
解説・コメント
https://ja.mondder.com/fq?id=5984🔗
問題文正答率:50.00%
問113 検体中における、ある微生物の存在を調べるために、リアルタイムPCR法を実施した。以下に示す測定手順で行い、測定した結果を図に示す。この実験に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
測定手順
3つの検体(試料1~3)をサンプルチューブに別々に採取し、それぞれにDNA抽出用の試薬を加える。
↓抽出したDNAを定量する。
↓各検体から一定量のDNAを別々のチューブに取り、それぞれのチューブに二本鎖DNAを検出する蛍光色素、デオキシヌクレオチド混合物、プライマー1組、酵素を含む反応液を加えて、PCRを開始する。
↓蛍光強度を測定することで、反応産物が増幅されていく経過を追いながら、PCRを約40サイクルまで繰り返す。
解説・コメント
1→試料1である
2→RNAの検出はできない
3→約2⁶倍異なる
https://ja.mondder.com/fq?id=5985🔗
問題文正答率:50.00%
問114 Gタンパク質共役受容体(図中の「受容体」)に細胞外からアゴニストが結合し、続いて細胞内でGDP-GTP交換反応が起こった段階の、Gsタンパク質各サブユニット(α、β、γ)及び標的酵素(図中の「酵素」)の状態を最もよく表しているのはどれか。1つ選べ。
解説・コメント
Gタンパク質にアゴニストが結合すると三量体Gタンパク質が活性化する
非活動状態ではサブユニットはGDPと結合しているが活性化するとαサブユニットはGDPを遊離してGTPと結合する
したがってα β γサブユニットはαサブユニットはβγ複合体に解離する
そして標的酵素に作用し情報伝達をする
https://ja.mondder.com/fq?id=5986🔗
問題文正答率:50.00%
問115 糖及び糖鎖に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
解説・コメント
1→加水分解ではなく加リン酸分解することである
2→リシン残基に付加されるのではなくアスパラギン残基に起こる
4→糖鎖は不均一なもものになる
https://ja.mondder.com/fq?id=5987🔗
問題文正答率:50.00%
問116 輸血を必要としている患者(幼児)から採血し、単離した赤血球を用いて、図1⒜に示すような血液型判定の検査(ⅰ)、(ⅱ)を行ったところ、結果は図1⒝のようになった。さらに、確認試験として、患者の血清を用いて図2⒜に示す検査(ⅲ)を行った。患者は低ガンマグロブリン症などの疾患は有していない。患者の母親の血液型はA型Rh(-)型である。検査(ⅲ)の結果と、患者の父親の血液型に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。なお、血液型の遺伝は、メンデルの遺伝の法則に従うものとする。
患者から単離した赤血球(生理食塩水で希釈した5~10%浮遊液)を、スライドグラス上に広げた血清(検査(ⅰ)では抗A血清と抗B血清、検査(ⅱ)では抗D血清とRhコントロール)に垂らし、軽く混和し、凝集の有無を調べる。
解説・コメント
1→結果は③となる
3→結果は③となる
4→B型またはAB型である
5→Rh(+)である
https://ja.mondder.com/fq?id=5988🔗
問題文正答率:50.00%
問117 免疫担当細胞に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
解説・コメント
2→抗原提示をおこなう
3→MHCクラスⅡではなくⅠである
5→CD8はキラーT細胞など細胞表面に存在する
https://ja.mondder.com/fq?id=5989🔗
問題文正答率:50.00%
問118 滅菌・殺菌・消毒に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
解説・コメント
1→微生物を殺菌する方法である
2→フィルターを通過するため、金属製医療機器の滅菌はできない
3→輸液チューブは使い捨て医療機器であるため、滅菌処理は行われない
https://ja.mondder.com/fq?id=5990🔗
問題文正答率:50.00%
一般問題(薬学理論問題)【衛生】
問119 75歳以上のサルコペニア(加齢性筋肉減少症)の高齢者160名を対象に健康教育を行うとともに、4つのグループに無作為に分類して筋力トレーニング(筋トレ)、ロイシン高配合の必須アミノ酸のサプリメント摂取(サプリ摂取)を定期的に行いながら追跡調査を行った。3ヶ月後、膝関節伸展筋力を指標としてサルコペニアが改善した者と改善しなかった者に分けたところ、以下の表の結果となった。また、3ヶ月後の膝関節伸展筋力の変動(%)を調べて図に示した。
サルコペニア及びこの疫学研究に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
解説・コメント
2→健康教育+サプリ摂取群よりも健康教育+筋トレ群の方が健康教育のみ群に対するサルコペニアの相対危険度は小さい
4→有意差がないため、改善効果が高いとはいえない
5→無作為化比較試験である
https://ja.mondder.com/fq?id=5991🔗
問題文正答率:50.00%
問120 「21世紀における国民健康づくり運動(健康日本21)」に関する記述のうち、誤っているのはどれか。1つ選べ。
解説・コメント
https://ja.mondder.com/fq?id=5992🔗
問題文正答率:50.00%
問121 我が国における性感染症に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
*感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律
解説・コメント
2→性器クラミジアである
3→淋菌感染症は約8000人もの患者数が発生している
5→記述は3類感染症である
梅毒は5類感染症である
https://ja.mondder.com/fq?id=5993🔗
問題文正答率:50.00%
問122 表は、我が国の女性における胃、子宮、大腸、肝臓及び乳房の悪性新生物による死亡数の推移を表したものである。乳房に該当するのはどれか。1つ選べ。
解説・コメント
1→胃の悪性新生物の死亡数である
2→肝臓の悪性新生物の死亡数である
3→大腸の悪性新生物の死亡数である
5→子宮の悪性新生物の死亡数である
https://ja.mondder.com/fq?id=5994🔗
問題文正答率:50.00%
問123 母子感染に関する記述のうち、誤っているのはどれか。1つ選べ。
解説・コメント
https://ja.mondder.com/fq?id=5995🔗
問題文正答率:50.00%
一般問題(薬学理論問題)【物理・化学・生物/衛生】
問124−126 ビタミンKは正常な生理機能の維持に不可欠であり、通常は必要量を食品から摂取している。
問124(衛生)
ビタミンKの摂取及び過不足に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
問125(物理・化学・生物)
ビタミンKの一種であるビタミンK2(メナテトレノン)に関する記述のうち、誤っているのはどれか。1つ選べ。
解説・コメント
124
1→過剰に摂取しても毒性は認められていない
3→ビタミンK欠乏症によっておこる
4→母乳で授乳されている新生児に対しての方が欠乏症は起こりやすい
125
4→1500cm⁻¹付近に吸収は示されない
https://ja.mondder.com/fq?id=5996🔗
問題文正答率:50.00%
問126(物理・化学・生物)
ビタミンKの生理作用に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
解説・コメント
126
2→ビタミンK依存性凝固因子の生成を抑制する
4→γ-グルタミンカルボキシラーゼの補酵素として働く
5→オステオカルシンの合成を促進する
https://ja.mondder.com/fq?id=5997🔗
問題文正答率:50.00%
一般問題(薬学理論問題)【衛生】
問127 エネルギー代謝に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
解説・コメント
1→二酸化炭素排出量を酸素消費量で除した値
3→体内で燃焼されたたんぱく質量の記述である
4→基礎代謝量の記述である
https://ja.mondder.com/fq?id=5998🔗
問題文正答率:50.00%
問128 図は、体重70kgの男性がグルコース100gを摂取後に絶食した場合の血中グルコース濃度に基づいた理論的なグルコース消費量の経時変化を示している。図の縦軸はグルコース消費量を、横軸はグルコース摂取後の時間経過をステージⅠ~Ⅳに分けて示している。A及びBは血中グルコースの供給源を示す。この図に関する記述のうち、誤っているのはどれか。1つ選べ。
解説・コメント
https://ja.mondder.com/fq?id=5999🔗
問題文正答率:50.00%
問129 食品に含まれる有害物質A~Eに関する記述のうち、正しいのはどれか。1つ選べ。
解説・コメント
1→ジメチルニトロソアミンの記述である
3→アフラトキシンの記述である
4→アクリルアミドの記述である
5→ベンゾαピレンの記述である
https://ja.mondder.com/fq?id=6000🔗
問題文正答率:50.00%
問130 「食の安全性」を確保するための法制度に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
解説・コメント
2→対象となる
3→抜き取り検査ではなく連続的に管理することによる
4→消費者庁による表示の基準が定められている
https://ja.mondder.com/fq?id=6001🔗
問題文正答率:50.00%
問131 化学物質の主な有害作用に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
解説・コメント
1→肝血管肉腫を引き起こす
2→カドミウムの記述である
4→ベンゼンの記述である
https://ja.mondder.com/fq?id=6002🔗
問題文正答率:50.00%
問132 覚醒剤に関する記述のうち、誤っているのはどれか。1つ選べ。
解説・コメント
https://ja.mondder.com/fq?id=6003🔗
問題文正答率:50.00%
問133 毒性試験に関する記述のうち、誤っているのはどれか。1つ選べ。
解説・コメント
https://ja.mondder.com/fq?id=6004🔗
問題文正答率:50.00%
問134 「化学物質の審査及び製造等の規制に関する法律(化審法)」の第一種特定化学物質はどれか。2つ選べ。
解説・コメント
1→規制対象外である
2→規制対象外である
4→一般化学物質に該当する
https://ja.mondder.com/fq?id=6005🔗
問題文正答率:50.00%
問135 発がん物質の代謝活性化に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
解説・コメント
2→7.12-ジメチルベンズαアントラセンの記述である
4→グルタチオンによる活性化は必要ではない
5→代謝活性化が不要な一次発がん物質である
https://ja.mondder.com/fq?id=6006🔗
問題文正答率:50.00%
問136 電離放射線の防御に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
解説・コメント
1→外部被曝の低減に有用である
2→α線は内部被ばくの危険性が高い
3→アクリル板が用いられる
https://ja.mondder.com/fq?id=6007🔗
問題文正答率:50.00%
問137 化学物質の環境内動態に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
解説・コメント
1→化学物質の生体内濃度/環境中濃度であらわされる
2→小さいほど生物濃縮は起こりにくい
4→分解は受けやすい
https://ja.mondder.com/fq?id=6008🔗
問題文正答率:50.00%
問138 地球環境問題とそれに対する国際的な取組の組合せとして、正しいのはどれか。2つ選べ。
解説・コメント
1→モントリオール議定書である
4→ロンドン条約である
5→ソフィア定義書、オスロ定義書である
https://ja.mondder.com/fq?id=6009🔗
問題文正答率:50.00%
問139 大気汚染物質に関する法規制と環境基準に関する記述のうち、誤っているのはどれか。1つ選べ。
解説・コメント
https://ja.mondder.com/fq?id=6010🔗
問題文正答率:50.00%
問140 床面積36m2、高さ2.2mの部屋がある。1時間あたり2回の換気が行われる場合、この部屋に在室可能な人数は、最大で何名か。1つ選べ。ただし、1人あたり30m3/hの必要換気量を確保することとする。
解説・コメント
30Am³/h÷79.2m³=2.0回/h
30Am³/h=158.4m³/h
A=5.28
https://ja.mondder.com/fq?id=6011🔗
問題文正答率:50.00%
一般問題(薬学理論問題)【法規・制度・倫理】
問141 過去に重篤な副作用で問題となった医薬品成分のうち、適切な安全対策などを施すことで別の適応症で承認を受けたものがいくつかある。その組合せとして適切なのはどれか。1つ選べ。
解説・コメント
2→髄膜炎に対する適応はない
3→帯状疱疹の適応として使用されていない
4→キノホルムの副作用はスモンである
5→インフルエンザに対する適応はない
https://ja.mondder.com/fq?id=6012🔗
問題文正答率:50.00%
問142 医療者が患者に悪い知らせを伝える際のコミュニケ―ションスキルとしてSPIKESモデル(注)がある。薬剤師が抗がん剤の副作用について説明をする場面に関する記述のうち、SPIKESモデルの「Invitation」に該当するのはどれか。1つ選べ。
(注)SPIKES:Setting(面談の設定)、Perception(患者認識の評価)、Invitation(患者からの求めの確認)、Knowledge(知識や情報の提供)、Empathy(感情への共感的対応)、Strategy&Summary(方針とまとめ)
解説・コメント
2→Settingに該当
3→Perceptionに該当
4→Knowledgeに該当
5→Empathyに該当
https://ja.mondder.com/fq?id=6013🔗
問題文正答率:50.00%
問143 薬局開設者が、患者の同意なしでも薬剤服用歴等の患者の個人情報を第三者に提供可能な場合はどれか。1つ選べ。
解説・コメント
https://ja.mondder.com/fq?id=6014🔗
問題文正答率:50.00%
問144 医薬品の再審査制度に関する記述のうち、適切なのはどれか。1つ選べ。
解説・コメント
1→規定なし
2→製造販売業者が大臣へ届け出を出すのではなく、承認の際に厚生労働大臣が指示るす
4→医療関係者にも義務付けられている
5→後発医薬品は再審査の対象ではない
https://ja.mondder.com/fq?id=6015🔗
問題文正答率:50.00%
問145 医薬品の研究開発から製造販売に至る業務のうち、原則として薬剤師が行うこととされているのはどれか。1つ選べ。
解説・コメント
https://ja.mondder.com/fq?id=6016🔗
問題文正答率:50.00%
問146 医薬品の製造販売業及び製造業に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
解説・コメント
2→規定なし
4→医薬品販売業に対して販売することはできない
5→区分に応じた許可であり、品目ごとに受ける許可ではない
https://ja.mondder.com/fq?id=6017🔗
問題文正答率:50.00%
問147 医薬品の添付文書等(医薬品に添付する文書又はその容器若しくは被包)に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
解説・コメント
2→規定なし
4→許可ではなく、届け出である
5→承認を受けていないものに関しては記載してはならないとされている
https://ja.mondder.com/fq?id=6018🔗
問題文正答率:50.00%
問148 日本薬局方に関する記述のうち、誤っているのはどれか。1つ選べ。
解説・コメント
https://ja.mondder.com/fq?id=6019🔗
問題文正答率:50.00%
問149 毒物及び劇物取締法に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
解説・コメント
2→薬剤師以外でもなることができる
3→製造業の登録は5年ごと、販売業の登録は6年ごとである
5→毒物または劇物の輸入業の登録を受けたものでなければ毒物または劇物を輸入してはならない
https://ja.mondder.com/fq?id=6020🔗
問題文正答率:50.00%
問150 医療保険制度上、後発医薬品の使用促進のために、これまで国が実施してきた政策として、誤っているのはどれか。1つ選べ。
解説・コメント
https://ja.mondder.com/fq?id=6021🔗
0
解説・コメント
1→炭酸バリウムである
3→精密である
正確とは指示された数値の質量をその桁数まではかること
4→ビュレットである
メスピペットとは一定体積の液体を採取するために用いるものである