中小企業診断士企業経営理論過去問 令和3年
オプション
問題文正答率:50.00%
第1問 多角化に関する記述として、最も適切なものはどれか。
解説・コメント
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問題文正答率:50.00%
第2問 ボストン・コンサルティング・グループ(BCG)が開発した「プロダクト・ポートフォリオ・マネジメント」(以下「PPM」という)と、その分析ツールである「プロダクト・ポートフォリオ・マトリックス(BCG成長−シェア・マトリックス)」に関する記述として、最も適切なものはどれか。
解説・コメント
PPMでは、市場成長率と市場占有率で事業や製品を負け犬、問題児、花形、金のなる木に分類します。
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問題文正答率:50.00%
第3問 M&A(企業の合併・買収)に関する記述として、最も適切なものはどれか。
解説・コメント
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問題文正答率:50.00%
第4問 G.ハメル(G. Hamel)とC.K.プラハラード(C. K. Prahalad)によると、コア製品とは、コア・コンピタンスによって生み出された製品であり、最終製品の一部を形成するものである。
このコア製品に関する記述として、最も適切なものはどれか。
解説・コメント
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問題文正答率:50.00%
第5問 次の文章の空欄に入る数値として、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
業界全体の成長率は、当該業界における競争状況や収益性に影響を与えることから、競争戦略を考える上で重要な要因の1つである。
X業界における2018年度の販売金額は1,000億円で、2020年度の販売金額は1,440億円であった。この間のX業界の年平均成長率(CAGR)は、%である。
〔解答群〕
解説・コメント
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問題文正答率:50.00%
第6問 次の文章を読んで、問題に答えよ。
X社は全社的な成長に向けて、新たな業界に参入して、新規事業を展開することを計画している。参入先の候補として考えられているのは、AからEの5つの業界である。社内で検討したところ、各業界の重要な特性として、次のような報告がプロジェクトチームから上がってきた。なお、X社では、いずれの業界においても、各業界における既存の取引関係を用いるとともに、製品・サービスの質とコストに関して既存企業と同様の条件で参入することを想定している。
- A業界:この業界には、既に5社が参入している。主要な原材料は老舗のF社から5社に対して安定的に供給されている。A業界の製品は規模が類似した代理店5社を通じて販売されている。
- B業界:この業界では、4社が事業を展開している。G社が主要な原材料に関する特許を保有しているために、これら4社は、原材料をG社から購入する契約を結んでいる。これら4社の製品は、H社が全量購入している。
- C業界:この業界には、既に4社が参入している。主要な原材料は5社から購入できるが、生産工程での安定性を考えると、その1社であるK社の原材料が優れているために、K社の販売数量は他の4社の合計よりも多い。C業界の製品の販売を委託する企業は5社存在するが、その中でもL社が強い営業力を有し、他の4社を圧倒した市場シェアを獲得しており、ガリバー的な存在である。
- D業界:この業界では、6社が事業を営んでいる。D業界の製品は技術革新により年々性能が向上しているが、その性能向上は、主要な原料を供給するM社の技術革新を源泉としているために、全量をM社から調達している。D業界の製品は特殊なサポートが必要であることから、そのサポート体制を有するN社を通じて全量が販売されている。
- E業界:この業界には、既に2社が参入している。原材料の汎用性は高く、コストと品質で同等の水準となる供給業者が10社存在している。顧客は5つの6業界であり、いずれの業界でも、規模が類似した10社以上が事業を展開している。
以上に記された情報に基づいて、各業界での競争状況、供給業者の交渉力、買い手の交渉力を業界構造として総合的に考えた場合に、X社が参入する業界として、最も高い収益性(売上高に対する利益率)が期待されるものはどれか。
解説・コメント
ファイブフォース分析の問題です。
売り手、買い手の数は多い程、こちらの交渉力が強まります。また技術力や規模で圧倒的な優位性を持つ業者がいるよりは、どの業者も均質ですぐに購入先、販売先をスイッチできる状況の方が有利となります。
同業者の数は少ない程、業界内の競争は緩やかになると考えられます。
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問題文正答率:50.00%
第7問 競争戦略に関する事項の説明として、最も適切なものはどれか。
解説・コメント
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問題文正答率:50.00%
第8問 サラス・サラスバシー(S. D. Sarasvathy)は、経験豊富な起業家の経験より抽出された実践的なロジックから構成されるエフェクチュエーション(effectuation)という概念を生み出した。エフェクチュエーションは、「手段(means)」からスタートし、「これらの手段を使って、何ができるだろうか」と問いかけることから始める。その点で、「結果(effect)」からスタートし、「これを達成するためには、何をすればよいか」を問うコーゼーション(causation)と対比されるものである。
このエフェクチュエーションを構成する5つの行動原則に関する記述として、最も不適切なものはどれか。
解説・コメント
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問題文正答率:50.00%
第9問 次の文章を読んで、問題に答えよ。
株式会社Xの前社長Aは長男Bに代表取締役社長の座を譲り、企業経営から完全に引退した。しかし、Aは株式全体の55%を引退後も所有しており、Bは株式を所有していない。株式会社Xではない会社に勤務しているAの次男Cが20%、Aの三男で常勤の専務取締役であるDが10%、Aの配偶者で専業主婦のEが15%の株式を有している。
Bが社長に就任した後、数年間は経営が順調であったが、最近は業績が急に悪化して経営の立て直しが求められるようになり、家族が集まり会議が開催された。A、B、C、D、Eそれぞれが、スリーサークルモデルのどこに位置しているかを下図で確認した上で、それぞれの立場に最もふさわしい発言をしているものを下記の解答群から選べ。
〔解答群〕
解説・コメント
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問題文正答率:50.00%
第10問 次の文章は、野中郁次郎が提唱した「知識創造理論」に関する記述である。文中の空欄に入る用語として、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
形式知と暗黙知の循環によって生み出される知識創造のプロセスには4つのモードがあり、そのうち、形式知から形式知への転換をと呼ぶ。
〔解答群〕
解説・コメント
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問題文正答率:50.00%
第11問 特許戦略に関する記述として、最も不適切なものはどれか。
解説・コメント
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問題文正答率:50.00%
第12問 ソフトウェアやコンテンツなどの情報財には、独自の特性があるとされる。その特性やそこから派生する状況として、どのようなことが想定できるか。最も適切なものを選べ。
解説・コメント
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問題文正答率:50.00%
第13問 企業の社会的責任(CSR)は重要な戦略課題である。CSRに関する記述として、最も不適切なものはどれか。
解説・コメント
https://ja.mondder.com/fq?id=260🔗
問題文正答率:50.00%
第14問 組織の参加者が、自分の行為を決定するものとして組織内の伝達を受け入れるかどうかは、その伝達を権威あるものとして受容するかどうかに依存している。C.I.バーナード(C. I. Barnard)が主張した伝達の特徴としての権威に関する記述として、最も適切なものはどれか。
解説・コメント
https://ja.mondder.com/fq?id=261🔗
問題文正答率:50.00%
第15問 経営戦略に関連する組織の運営・設置に関する記述として、最も適切なものはどれか。
解説・コメント
https://ja.mondder.com/fq?id=262🔗
問題文正答率:50.00%
第16問 リーダーシップ理論に関する記述として、最も適切なものはどれか。
解説・コメント
https://ja.mondder.com/fq?id=263🔗
問題文正答率:50.00%
第17問 個人が特定の組織との間に形成する継続的な関係性を説明する概念として、組織コミットメントがある。組織コミットメントに関する記述として、最も適切なものはどれか。
解説・コメント
https://ja.mondder.com/fq?id=264🔗
問題文正答率:50.00%
第18問 I.L.ジャニス(I. L. Janis)が提唱した集団思考(groupthink)の先行条件と兆候に関する記述として、最も不適切なものはどれか。
解説・コメント
https://ja.mondder.com/fq?id=265🔗
問題文正答率:50.00%
第19問 J.G.マーチ(J. G. March)とH.A.サイモン(H. A. Simon)は、コンフリクトを標準的意思決定メカニズムの機能不全としてとらえた。組織におけるコンフリクトに関する記述として、最も適切なものはどれか。
解説・コメント
https://ja.mondder.com/fq?id=266🔗
問題文正答率:50.00%
第20問 組織における部門には、それぞれの目標や利害が存在するが、組織内で大きなパワーを有する部門は他部門よりも多くの予算を獲得したり、自部門にとって望ましくない他部門からの要求を排除することができる。このような部門の持つパワーの源泉に関する記述として、最も不適切なものはどれか。
解説・コメント
https://ja.mondder.com/fq?id=267🔗
問題文正答率:50.00%
第21問 組織は社会的に正当性を獲得する必要が高くなると、組織間の類似性が高くなる同型化(isomorphism)が生じる場合がある。同型化を強制的(coercive)同型化、模倣的(mimetic)同型化、規範的(normative)同型化に分けて考えるとき、同型化に関する記述として、最も適切なものはどれか。
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問題文正答率:50.00%
第22問 企業の長期的成長のためには、既存事業の深化(exploitation)と新規事業の探索(exploration)のバランスを取る経営が重要だと言われている。C.A.オライリー(C. A. OʼReilly)とM.L.タッシュマン(M. L. Tushman)は、この深化と探索を両立する組織能力を両利き(ambidexterity)と名づけた。
両利きの経営を実践するための組織に関する記述として、最も適切なものはどれか。
解説・コメント
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問題文正答率:50.00%
第23問 J.P.コッター(J. P. Kotter)の提唱した組織変革の8段階モデルによると、変革プロセスの各段階には変革を推進する場合に生じがちな独自の課題が存在し、目標とする変革を実現するために変革の推進者にはこれらの課題を克服することが求められる。
下図は、8段階モデルの各段階における課題を図示したものである。
図の中の空欄A~Eに入る課題の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
〔解答群〕
解説・コメント
コッターの8段階モデルは以下の通りです。
第一段階 | 危機意識を高める |
第二段階 | 変革推進のための連帯チームを築く |
第三段階 | ビジョンと戦略を生みだす |
第四段階 | 変革のためのビジョンを周知徹底する |
第五段階 | 従業員の自発を促す |
第六段階 | 短期的成果を実現する |
第七段階 | 成果を活かして、さらなる変革を推進する |
第八段階 | 新しい方法を企業文化に定着させる |
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問題文正答率:50.00%
第24問 労働基準法の定めに関する記述として、最も適切なものはどれか。
解説・コメント
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問題文正答率:50.00%
第25問 変形労働時間制・フレックスタイム制に関わる労使協定の届出に関する記述として、最も適切なものはどれか。
なお、本問における「労働者の過半数を代表する者」とは「当該事業場に、(又は当該事業場の)労働者の過半数で組織する労働組合がある場合においてはその労働組合、労働者の過半数で組織する労働組合がない場合においては労働者の過半数を代表する者」をいう。
「フレックスタイム制」とは「就業規則その他これに準ずるものにより、一定の期間についてあらかじめ定めた総労働時間の範囲内で、その労働者に係る始業及び終業の時刻をその労働者の決定にゆだねる制度」をいう。
解説・コメント
https://ja.mondder.com/fq?id=272🔗
問題文正答率:50.00%
第26問 労働基準法における賃金に関する記述として、最も適切なものはどれか。
解説・コメント
https://ja.mondder.com/fq?id=273🔗
問題文正答率:50.00%
第27問 解雇に関する記述として、最も適切なものはどれか。
解説・コメント
https://ja.mondder.com/fq?id=274🔗
問題文正答率:50.00%
第28問 経済産業省による「SDGs経営ガイド」におけるSDGsと経営に関する記述として、最も適切なものはどれか。
解説・コメント
https://ja.mondder.com/fq?id=275🔗
問題文正答率:50.00%
第29問 消費者の知覚に対応したマーケティングに関する記述として、最も適切なものはどれか。
解説・コメント
https://ja.mondder.com/fq?id=276🔗
問題文正答率:50.00%
第30問 近年は、企業(メーカー)と消費者が共に製品開発を行う共創(co-creation)が多くの企業によって導入されている。このことに関する記述として、最も適切なものはどれか。
解説・コメント
https://ja.mondder.com/fq?id=277🔗
問題文正答率:50.00%
第31問 S社は国内外から仕入れたさまざまなスポーツ・シューズを、9つの自社の実店舗および数年前に開設した自社オンライン店舗において販売している。S社の今後の流通政策に関する記述として、最も適切なものはどれか。
解説・コメント
https://ja.mondder.com/fq?id=278🔗
問題文正答率:50.00%
第32問 次の文章を読んで、下記の設問に答えよ。
X社では、家電および家具の①サブスクリプション・サービスを開始することを検討している。その際、家具とは異なり家電の利用状況は毎月変動する可能性があるため、家電については利用動向に応じて料金が変動する②ダイナミック・プライシングを導入することを併せて検討している。
(設問1)
文中の下線部①に関する記述として、最も適切なものはどれか。
(設問2)
文中の下線部②に関する記述として、最も適切なものはどれか。
解説・コメント
https://ja.mondder.com/fq?id=279🔗
問題文正答率:50.00%
第33問 インターネット広告に関する記述として、最も適切なものはどれか。
解説・コメント
https://ja.mondder.com/fq?id=280🔗
問題文正答率:50.00%
第34問 クチコミに関する記述として、最も適切なものはどれか。
解説・コメント
https://ja.mondder.com/fq?id=281🔗
問題文正答率:50.00%
第35問 次の文章を読んで、下記の設問に答えよ。
現代社会には、①さまざまな広告が存在する。企業は、現代の消費者に有効な広告戦略を立案するために、②広告が消費者の心理や行動に及ぼす影響を理解する必要がある。
(設問1)
文中の下線部①に関する記述として、最も適切なものはどれか。
(設問2)
文中の下線部②に関する記述として、最も適切なものはどれか。
解説・コメント
https://ja.mondder.com/fq?id=282🔗
問題文正答率:50.00%
第36問 地域ブランディングの具体的な構築プロセスを示すためには、地域ブランドが有する価値構造を分析し、長期的視点で価値創造のためのプランを描く必要がある。下記の図は、基本価値、便宜価値、感覚価値、観念価値の4つの価値によって構成される製品のブランド価値構造を示したものである。これら4つの価値を居住に関連する地域空間ブランドに当てはめて考えてみた場合、以下の具体例a~dのどれと対応するか。最も適切な組み合わせを下記の解答群から選べ。
【地域空間ブランドにおける価値の具体例】
- 非日常性や癒やしなど地域にまつわるイメージ
- 地域の立地条件や交通アクセスの良さ
- 地域が有するストーリーへの共感や自己啓発の場としての愛着
- 地域の居住性に関わるライフラインの充実度
〔解答群〕
解説・コメント
- 基本的価値 = 製品の基本的機能によってもたらされる価値
- 便宜価値 = 使いやすさなど消費者に便宜性をもたらすような価値
- 感覚価値 = デザインの良さ、高級感などポジティブな感情を引き起こす主観的な価値
- 観念的価値 = ブランドイメージなど社会的、文化的な観念に関する価値
https://ja.mondder.com/fq?id=283🔗
問題文正答率:50.00%
第37問 マーケティング・リサーチに関する記述として、最も適切なものはどれか。
解説・コメント
https://ja.mondder.com/fq?id=284🔗
問題文正答率:50.00%
第38問 次の文章を読んで、下記の設問に答えよ。
①顧客リレーションシップの構築は、マーケティングにおける最も重要な課題の1つである。企業は優れた顧客価値と顧客満足の提供を通して②顧客ロイヤルティを形成し、長期にわたって顧客から大きな見返りが得られるようマーケティングを実践する。
(設問1)
文中の下線部①に関する記述として、最も適切なものはどれか。
(設問2)
文中の下線部②に関する記述として、最も適切なものはどれか。
解説・コメント
購買行動などにより数値で把握できるロイヤルティを行動的ロイヤルティといい、顧客の内面的なロイヤルティを心理的なロイヤルティといいます。
行動的にも心理的にもロイヤルティが高いのが真のロイヤルティ、行動的には高いが心理的には低いのが見せかけのロイヤルティ(よく買うが単に惰性で購入しているだけな場合など)、行動的には低いが心理的には低いのが潜在的ロイヤルティ(そのブランドに憧れているが高くて買えないなど)になります。
https://ja.mondder.com/fq?id=285🔗
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